会長ご挨拶

   同窓会長  三枝 香容子(昭和54年卒業)

就任挨拶

同窓会会員の皆様

 2021年6月19日の総会で承認され,柴田前会長の後を引き継ぎ第8代会長に就任いたしました昭和54年卒業の三枝香容子です。
 東京高校では私と娘二人もお世話になりました。下の娘の在学中に,現在退職された学内幹事長の平林由男先生に声をかけて頂き,学校への恩返しのつもりで同窓会の運営のお手伝いをさせて頂くようになりました。
 その後,柴田前会長の下で副会長を6年間させて頂き,母校と同窓会発展のため微力ながら務めてまいりました。その経験を活かし,会長としての役割を果たしていきたいと思います。
 創立150周年にあたり,同窓会としては、より一層活動を活発にし,歴史ある東京高校の伝統を守りつつ新しいものにもチャレンジしていく所存です。また,諸先輩方に恥じぬよう,若い後輩の皆様にも関心を持って頂けるような同窓会にしていきたいと思います。
 最後になりましたが,同窓生の皆様,教職員の皆様にはこれまで以上のご支援,ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

現在,同窓会の主な事業は
(1)会報の発行
(2)同窓会名簿の整理
(3)高校生の部活動への助成
等があります。特に部活動に於いては,陸上競技部をはじめラグビー部・女子硬式テニス部・チアリーディング部・吹奏楽部等の活躍は目覚しく,同窓会としても部活動に対する期待は大きく,助成についても益々力を入れていく所存であります。
同窓会を今後益々発展させる為,各年度の同窓生の皆さん,何卒宜しくご協力の程お願い申し上げます。


新たな交流と惜別(2019年5月10日)

前会長 柴田 夏男
 同窓会会員の皆様及び東京高等学校教職員の皆様には,日頃より同窓会活動にご理解とご支援を頂きまして,厚く御礼申し上げます。早いもので,私が同窓会長に就任して,間も無くで2期4年が過ぎようとしています。この4年間,同窓生の皆様,特に役員の皆様のお力をお借りしまして,同窓会を改革し前進させることが出来ました。改めまして御礼申し上げます。

 さて,2018年を振り返りますと,前年から始まりました東北高等学校同窓会及び東京実業高等学校同窓会と私共との交流が正式にスタートしました。ご存知の方も多いと思いますが,この三校は共に上野清先生を創立者とする兄弟姉妹校の間柄です。2017年には,三校同窓会会長が一堂に会し,交流の再開を正式にスタートさせることで合意しました。その合意に基づいた第1回目の事業として,2018年6月16日(土)の第50回東京中学校・高等学校同窓会総会に東北高等学校同窓会会長で学校法人南光学園学園長の五十嵐一彌先生をお迎えして開催することが出来ました。総会当日は,東京高等学校にご来校頂き,伊藤校長のご案内にて校舎・体育館を視察されました。五十嵐会長には,今後,三校で部活動・生徒会レベルでの交流も実現していきたいとの感想を頂きました。今後,この三校交流活動は継続していくこととなり,2019年は東京高等学校と東京実業高等学校の同窓会会長が東北高等学校同窓会総会に出席する予定となっております。

 次に,2018年は同窓会にとって非常に重要な別れがあった年でした。8月には同窓会再開から発展にご尽力頂き,長年に亘り役員・副会長を歴任された石井秀之顧問(昭和24年卒)が逝去されました。石井顧問は中央大学就職部長をされ本校と中央大学との繋がりを強いものにして頂きました。
 また,10月20日にはデザイナーの芦田淳氏(昭和26年卒)が逝去されました。芦田先生は,高島屋や当時の皇太子妃美智子様の専属デザイナーとして活躍され,本校にもご寄付などで貢献して頂きました戦後を代表する本校の卒業生の一人です。現在でも,体育館舞台の緞帳には寄贈者の芦田先生のお名前が刺繍されております。
 最後は,本校卒業生で第5代学校長も歴任された田沼道夫先生(昭和17年旧制中学卒)が12月にご逝去されました。田沼先生は,私が生徒の頃は教頭をされておられ,私事で恐縮ですが私の教育実習でもお世話になりました。つい数か月前まではお元気でしたので先生のご逝去の連絡を頂き驚きました。大先輩お三方のご冥福を心よりお祈りしますと共に,今までのご恩を忘れずに同窓会会長として,創立150周年に向けた重責を果たしていきたいと決意した次第です。
 同窓生の皆様,教職員の皆様には引き続き同窓会へのご支援を賜りますよう,宜しくお願い申し上げます。


第125回卒業式(平成29年3月5日)

 

入学式(平成28年4月8日)